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景気動向指数に見る景気後退の長さと深さ

本日の午後、内閣府から昨年2008年11月の景気動向指数の速報値が発表されました。季節調整済みの一致指数は前月比で▲2.8ポイントも低下して、94.9となりました。11月の鉱工業生産まではいきませんが、かなり大きな落込み幅を記録したといえます。まず、いつもの日経新聞のサイトから統計のヘッドラインなどに関する記事を引用すると以下の通りです。

内閣府が9日午後発表した11月の景気動向指数(速報)によると、景気合成指数(CI)の一致指数は前月比2.8ポイント低下の94.9だった。鉱工業生産指数や有効求人倍率など指数を構成する経済指標の多くが悪化し、落ち込み幅は過去2番目の大きさ。過去最大の落ち込みとなった8月、過去3番目の低下だった10月に続き、景気の急速な悪化が浮き彫りとなった。内閣府は同指数の基調を先月と同じ「悪化を示している」と判断した。
指数を構成する経済指標のうち、3カ月前に比べて改善した指標が占める割合で示すDIも低迷。一致DIは3カ月連続で0%だった。

景気動向指数 (CI) の一致指数は昨年後半になって、8月、10月、11月と落込み幅としてはワーストスリーが並んでいます。もっとも、8月の場合は、私には原因不明ながら、7月に大きく輸出がジャンプした反動も加わっていますから、実体的には10月や11月の落ち込みが大きいと感じられるのは当然です。いつものグラフを書くと以下の通りです。赤い折れ線が先行指数で、青が一致指数です。影を付けた部分は景気後退期なんですが、直近の景気のピークについては、私自身の研究成果により2007年11月としていたところ、最近の報道により、内閣府が10月ピークと判断しているとの情報に接し、やっぱり、2007年10月をピークに仮置きしています。今月29日の景気動向指数研究会で何らかの結論が出るハズです。

景気動向指数

直感的に見ても明らかなように、先行指数も一致指数も、まだまだ、1次微分が負で2次微分も負、というカンジで、底に向かって突き進んでいる途中です。理論的には、一致指数の1次微分がゼロになった時点が大雑把に景気の底なんでしょうが、底は依然として見えません。一致指数の前に先行指数の1次微分がゼロになるハズなんですが、それすら見通せる段階ではないような気がします。一応、昨年2008年10-12月期から今年の前半くらいが景気後退期の中でも最も暗い闇で、来年年初から前半くらいには景気が底を打つというのが直感的に考えてエコノミストの大雑把なコンセンサスではないかと思いますが、現実的に見ても、まだ1年くらいは先の話です。少なくとも、歴史的に見た過去の景気後退局面と比較しても、かなり長くて深いことは確かなようです。下の表は昨年2008年12月9日付けのエントリーで取り上げたものを少し変更したんですが、一致指数の山と谷を取っています。バブル崩壊後の景気後退局面では3年近くにわたって、▲23.6ポイント下落しました。現時点で、ongoing の景気後退期は1年を過ぎており、もう1年たつと2年ということになります。最後の行の谷は2008年11月時点のものであり、表にあるよりもさらに景気後退局面が長くて、下落幅が大きいであろうことは疑問の余地がありません。バブル崩壊後の景気後退局面と比較するのは時期尚早でしょうが、少なくとも、過去2回の景気後退局面よりは長くて深いであろうことはかなり確度が高いと考えるべきです。

下落幅
(下落期間)
1991年1月 103.51993年12月 79.9▲23.6
(2年11か月)
1997年5月 95.81998年12月 84.0▲11.8
(1年7か月)
2000年12月 95.42002年1月 84.0▲11.4
(1年1ヶ月)
2007年10月 105.52008年11月 94.9▲10.6
(1年1ヶ月)

表には取り上げませんでしたが、先行指数は2006年5月の104.4のピークから、2008年11月81.5まで、すでに2年6か月の間に▲22.9と、ほぼバブル崩壊後の景気後退局面に匹敵する下落幅と下落期間を示しています。バブル崩壊後の一致指数と先行指数は、一見しても、かなりシェイプが違うので、単純な比較は出来ませんが、現在の景気後退局面はバブル崩壊後の不況と同等の長さと深さである可能性も排除できません。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月9日 20時12分

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田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』(文藝春秋)を読む

田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』(文藝春秋)田中慎弥さんの『神様のいない日本シリーズ』(文藝春秋) を読みました。先日1月5日付けのエントリーで紹介した通り、第140回芥川賞の候補作品にも選ばれています。左の画像は単行本で出版された本の表紙で、クリックすると文藝春秋社のページが別窓で開きます。でも、私が読んだのは昨年2008年10月号の「文學界」でした。ですから、より性格には二重カッコではなく、一重カッコで書名を引用すべきなのかもしれませんが、もちろん、内容は同じだと思います。短編ではないんでしょうから、中篇くらいの長さだと思います。父親が小学4年生の男の子に話しかけるモノローグという形を取っています。小学4年生の息子は扉の向こうに閉じこもっていて、何も話はしませんからダイアローグではありえません。どうして小学4年生の男の子が部屋に閉じこもっているかというと、同じ野球部の6年生に父親の父親、すなわち、男の子からすれば父方の祖父についてのことなどでいじめられたりしたからです。男の子からした祖父のことを、父親は「あの男」と呼び、父親が自分の幼少のころから、男の子の母親、つまり、父親の妻となる女性に出会った中学生のころ、特に、中学3年生の時の学芸会で「ゴドーを待ちながら」の演劇に取り組んだことなどを、「香折」という男の子の名前の由来まで含めて、延々とモノローグで語り続けます。父親は自分からは扉を開けることはしないと明言し、扉を閉ざした状態でのコミュニケーションを最後まで維持し続けます。
小説や文学にやや疎い私の見方かもしれませんが、完成度の高い小説に思えました。もちろん、モノローグで終わらせずに、最後に小学4年生の男の子に何らかのレスポンスをさせるという形を取ることも考えられなくもないでしょう。例えば、バルザックの『谷間のゆり』では、フェリックスの長い手紙の後に、それを読んだナタリーの短い手紙が添付されています。ここでは、ナタリーはこんな打明け話は2度として欲しくないとフェリックスをたしなめたりしています。でも、小学4年生にはこれはムリそうだから、モノローグで終わらせるのも一案かと思ったりしました。
タイトルになっている『神様のいない日本シリーズ』のうち、後半の「日本シリーズ」は1958年の西鉄vs巨人と1986年の西武vs広島の2戦がクローズアップされます。どちらも3連敗の後の4連勝で、それぞれ、西鉄と西武が日本一に輝いています。順序が逆になりましたが、前半の「神様」は1958年の日本シリーズで「神様、仏様、稲尾様」といわれた稲尾投手や「ゴドーを待ちながら」のゴドーをゴッドを解釈したりと、「神様」も「日本シリーズ」もともに、いろんなものを重層的に暗示させています。でも、小学4年生の男の子がやっている野球が大きなモチーフになっていることは確かなような気がします。モロのネタバレを書きそうな気がしますので、野球についてはサラリと終えたいと思います。

小説や純文学に疎い私のことですから、ネタバレなしに読書感想文を書くのは難しいんですが、繰返しになるものの、完成度の高い小説だと感じました。芥川賞候補作品ですから単行本を置いていたり、また、「文學界」であれば置いている図書館も少なくないと思います。一読をオススメ出来る小説だと思います。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月8日 19時51分

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「経済財政の中長期方針と10年展望 (仮称)」を読む

昨夕、経済財政諮問会議が開催されました。今年の第1回目の会合だと思います。主たる議題は「経済財政の中長期方針と10年展望 (仮称)」についての議論だったようです。今夜のこのエントリーのタイトルにもしました。要するに、経済財政の中長期展望ということで、タイトルそのものです。もっとも、メディアでは、このリポートの5ページにある基礎的財政収支についての表現、「我が国の財政収支は急激に悪化しており、2011年度までに国・地方の基礎的 (初期的) 財政収支を黒字化させるとの目標の達成は困難になりつつある。」を最重要視して報道しているように私には見受けられます。それもそのはずで、我が国だけでなく、米国でも2009会計年度 (2008年10月-2009年9月) は1兆ドル規模の赤字であると、オバマ次期大統領がガイトナー次期財務長官やオルザグ次期行政管理予算局 (OMB) 局長らと財政見通しを協議した結果を記者発表しています。私は日経新聞のサイトで見ました。また、東京都も赤字ではないものの、久し振りのマイナス予算だそうです。コチラは読売新聞のサイトで見かけました。景気後退局面が厳しくなって、税収が落ち込むとともに財政出動のために財政収支が悪化するのは当然といえば当然です。
話を「経済財政の中長期方針と10年展望 (仮称)」に戻すと、実に、役所の文書とは思えないくらいに正直に書いてあります。私が離れた後の霞が関で大きな変化が生じているのかもしれません。わずか12ページのコンパクトな文書ですから、お時間のある向きには一読をオススメします。でも、3-4ページにかけての基礎的財政収支の対GDP比の数字が全部伏せ字になっていたりします。このあたりは従前通りだという気もします。メディアの注目は別にして、この文書本来の主たるコンテンツは第2章の「経済社会の将来展望」なんだろうと私は考えています。特に、9-11ページにある次の将来展望の7点は重要だと思います。

  1. 低炭素・高環境社会

  2. 健康長寿社会

  3. 消費先進国

  4. 活力と独自性のある地方

  5. 人材最大活用社会

  6. 新たな金融モデルの構築

  7. 世界経済をリードするアジアの新時代

かなり精粗まちまちの7点なんですが、第2点目と第4点目が大きな財政リソースを要することは政府でも自覚されているハズだと思います。リポートにあるように、「団塊世代がすべて年金受給者となる2010年代半ばまでに」基礎的財政収支を均衡させるとの目標を達成するためには、特に、第2点に対してどのように対応するかが焦点となりそうな気がします。

そろそろ、長かった冬休みから本格的に経済評論の日記に復帰するつもりです。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月7日 20時7分

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サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)を読む

サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)昨夜の「読書感想文の日記」は第140回芥川賞と直木賞に関する本邦読書界の話題でしたが、今夜のエントリーは正真正銘の読書感想文で、村上春樹さんの新訳になるサリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)を読みました。旧訳とでも称するのか、同じ白水社の Hakusui U Books のシリーズから出版されている野崎孝さん訳の『ライ麦畑でつかまえて』の方も何度か読んでいますので、5-6回くらいになると思います。1年半ほど前の2007年6月7日付けのエントリーで、やっぱり、村上春樹さんの新訳になる『グレート・ギャッツビー』を取り上げて以来、この『キャッチャー・イン・ザ・ライ』も読もう読もうと考え続けて来たんですが、とうとう、読んだという感じです。昨年の読書感想文で取り上げた村上春樹さんのエッセー『うずまき猫のみつけかた』の最初の章で「一に足腰、二に文体」というのがありましたが、まさに、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のためにあるような言葉かもしれません。何度読んでも新鮮に感じます。サリンジャーのグラース家のシリーズに出て来る長男のシーモアに通ずるような、主人公ホールデン・コールフィールドの破滅型・落下型の性格は別にしても、第2次世界大戦直後の1950年ころの米国の東部ティーンエイジャーの雰囲気をよく伝える文体だと思います。いわゆるプレップ・スクールの高校生からアイビーリーグの大学生なんかの考え方や話し方の雰囲気が伝わって来ます。もちろん、私のような中年のオッサンではなく、できれば、多感なハイティーンの高校生から大学生のころに読んでおくべき本であることは間違いありません。
何度読んでも新鮮に感じるんですが、今回は、教職についてから始めて読んだので、特に、一番最後の部分の主人公とアントリーニ先生との interaction が印象的でした。学校教育によって「自分の知力のおおよそのサイズ」が分かるようになる、との発言なんか、何度も読んだのに、改めて感じ方が違ってしまいました。もちろん、いつものことながら、主人公の妹のフィービーの気の利いた会話やリアクションは都会的なセンスにあふれています。「けっきょく、世の中のすべてが気に入らないのよ」とズバリと主人公に指摘するんですから、とってもファンタスティックで参ってしまいます。どうしても、ニューヨークに戻ってからの後半に印象的な部分が多い小説のような気がしないでもありません。我が家の子供達はまだ小学生ですが、高校生くらいになれば読ませてみたいと思っています。

残り少なくなって来た冬休みに、二晩続けての読書感想文の日記でした。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月6日 19時42分

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第140回芥川賞と直木賞の候補作品

昨日、文藝春秋社から第140回芥川賞と直木賞の候補作品が発表されました。どちらも、1月15日の選考会です。まず、候補作品の一覧は以下の通りです。

  • 第140回芥川賞候補作品

    • 鹿島田真希 (かしまだまき)「女の庭」 (文藝秋号)

    • 墨谷渉 (すみたにわたる)「潰玉 (かいぎょく)」 (文學界12月号)

    • 田中慎弥 (たなかしんや)「神様のいない日本シリーズ」 (文學界10月号)

    • 津村記久子 (つむらきくこ)「ポトスライムの舟」 (群像11月号)

    • 山崎ナオコーラ (やまざきナオコーラ)「手」 (文學界12月号)

    • 吉原清隆 (よしはらきよたか)「不正な処理」 (すばる12月号)

  • 第140回直木賞候補作品

    • 恩田陸 (おんだりく)「きのうの世界」 (講談社)

    • 北重人 (きたしげと)「汐のなごり」 (徳間書店)

    • 天童荒太 (てんどうあらた)「悼む人」 (文藝春秋)

    • 葉室麟 (はむろりん)「いのちなりけり」 (文藝春秋)

    • 道尾秀介 (みちおしゅうすけ)「カラスの親指」 (講談社)

    • 山本兼一 (やまもとけんいち)「利休にたずねよ」 (PHP研究所)

なお、毎日新聞と朝日新聞のサイトで第140回芥川賞と直木賞について候補作品とともにごく簡単に報じられていました。リンクは以下の通りです。



恩田陸『きのうの世界』(講談社)毎日新聞のサイトで報じられているんですが、芥川賞候補の田中さん、津村さん、山崎さんはすでに3回目の候補作品ですし、直木賞の恩田さん、天童さん、山本さんも3回目だそうです。私は詳しくないんですが、文学好きの方にとってみれば、すでにお馴染みの作家のみなさんなのかもしれません。私は専門外かつそんな文学趣味でもないので、これらの中で読んだことのある作家は田中慎弥さんだけで、川端賞を受賞した「蛹」(『新潮』2007年8月号収録)の読書感想文を昨年2008年5月17日付けのエントリーにアップしています。しかし、いつもは芥川賞だけに注目しているんですが、今回、私が密かに注目しているのは直木賞候補作品に上げられている恩田陸さんの『きのうの世界』です。左上の写真の本です。画像をクリックすると講談社の紹介ページにリンクが張ってあり、別窓で開くと思います。恩田さんがファンタジーやミステリの作品を数多く発表していることは、読んだことがないながら、私でも知っています。実は、今日の午後から近くの図書館に出かけて、まだ年末年始休みの閉館だったのでガックリと帰って来たんですが、帰宅してからインターネットで恩田陸さんの候補作品『きのうの世界』を東京都港区の図書館で検索してみると、100件ほどの予約待ちみたいです。まあ、確かめたわけではありませんが、他の作家の候補作もよく似た状況なんでしょう。いずれにせよ、私がこのブログで直木賞受賞作の「読書感想文の日記」をアップしたのは3冊だけで、すなわち、東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』(文芸春秋)、森絵都さんの『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋社)、松井今朝子さんの『吉原手引草』(幻冬舎) なんですが、実は、読書感想文はアップしていないものの、三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』も読んでいたりします。このうち、『まほろ駅前多田便利軒』と『吉原手引草』は図書館で借りて読みました。もしも、『きのうの世界』に直木賞が授賞されれば、ひょっとしたら、買って読んでみようかという気になるかもしれません。でも、取りあえずは、長崎の図書館に当たってみたいと考えなくもありません。少なくとも、芥川賞が授賞された作品については、いつもの通り、「文藝春秋」の3月号で選評とともに読みたいと考えています。

今日のエントリーは、本を読んだわけではありませんが、本邦読書界の話題ということで「読書感想文の日記」に分類しておきます。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月5日 18時3分

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お年玉で「とんがりボウシと魔法の365にち」を買いに行く

いよいよお正月の3が日も昨日で終わって、おそらく、明日から出勤というサラリーマンも少なくないような気がします。私はもう少し冬休みを楽しみます。我が家も、おにいちゃんは勉強が忙しくなりますが、下の子はまだ時間的な余裕があります。
ということで、今日は午後から下の子がお年玉でもらったお金を握りしめてゲームソフトを買いに走るのに付き添います。ニンテンドー DS のソフトです。コナミの「とんがりボウシと魔法の365にち」です。ものすごく流行っているゲームなので、実は、出かける前にお店に在庫確認の電話をしたりします。2軒目で在庫ありとのことでしたので取置きをお願いして、午後から出かけました。
ゲームの中身は私にはよく分かりません。小学生向きというのは確かですし、2年前に買い与えた「どうぶつの森」と同じシリーズみたいです。下の子が3年生の時の一昨年の夏休みの読書感想文で取り上げた「サークル・オブ・マジック」のように、魔法学校に入学するところから始まるそうです。「ハリー・ポッター」のシリーズのように、学生寮もあるといいます。なお、我が家の下の子は杉並の魔法学校に入学したらしいです。我が家の子供達は杉並区に在住していた時に生まれています。

「とんがりボウシと魔法の365にち」で遊ぶ下の子

上の写真はゲームを始めた下の子です。夜になって、やっぱり下の子の星の観察の宿題にも付き合います。おにいちゃんは忙しいので、下の子とともに過ごす時間が多くなりつつ、私はもう少し冬休みを楽しみます。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月4日 19時50分

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笑う門には福来たる

いいお天気のお正月も今日でいわゆる三が日が終わります。近場の初詣などの他は、特に、出かけるでもなく寝正月を過ごし、昼間はテレビなんぞを見たりもします。サラリーマンのころは正月三が日が終われば4日からは出勤だったんですが、昨夏に教員になってからはもう少し冬休みがあります。でも、この年末年始はカレンダーがいいので、公務員でももう少し長い休みが取れたかもしれません。
昨夜と今夜はクイズ番組をテレビで見ます。特に、今夜は小学生の学習分野から学年別の出題でしたので、子供達も熱心に見ました。でも、これらのクイズ番組は基本的にお笑い系です。正しい知識を競うような雰囲気がありながら、実は、おバカな解答に笑い転げるのが主目的だったりします。でも、おにいちゃんは漢字辞典を持ち出して部首を調べたり、理科便覧で星の名前や星座を調べたりします。なかなか、我が子ながら勉強熱心に育ってくれてうれしく感じたりしなくもありません。

テレビのクイズ番組を見て笑い転げる子供達

勉強熱心とは言いつつも、上の写真はテレビを見て笑い転げる子供達です。「笑う門には福来たる」という格言を思い出します。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月3日 21時44分

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子供達が書初めに臨む

いいお天気のお正月も2日目を迎え、今日は小学生の子供達が書初めに臨みます。小学3年生から習字の授業が始まりますので、昨年、下の子は初めての書初めだったように記憶しています。昨年の小学校の宿題は3文字でしたが、今年は4年生に進級して4文字に増えています。実は、6年生のおにいちゃんも4文字です。でも、上級生になるほど、お題の文字が難しかったりするのは当然です。

書初めをする下の子
書初めをするおにいちゃん

昔は私も書道を習っていたりしましたが、前世紀末にジャカルタに赴任する際に離れてからはサッパリで、もっぱらパソコンのワープロに頼っています。そのうちに、書道なんかも伝統芸能になってしまうのかもしれません。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月2日 17時32分

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乃木神社に初詣に行く

改めまして、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます

我が家の吉例で、今年の元旦も近くの乃木神社に一家そろって初詣に行きました。我が家からは明治神宮も近いんですが、なぜか、明治神宮とは逆方向の乃木神社に行きます。毎年の吉例です。おみくじを引いて破魔矢を買います。青山に引っ越す前、松戸神社に初詣に行って、私は2年連続で大凶を引き当てたりしたんですが、今年は、我が家の全員が吉や小吉や中吉でした。誰も凶を引かない年もめずらしい気がしないでもありません。

一家そろって初詣

午後からは、子供達はまずニンテンドー DS を持ち出してポケモン・ゲームで遊びます。下の子がおにいちゃんの部屋になだれ込んで、ベッドで2人が並んで寝転んでゲームをします。昨日の大晦日はポケモン・カードゲームでしたが、元旦の今日はニンテンドー DS のゲーム機でポケモン・ゲームのダイヤモンド&パールです。

ポケモン・ゲームで遊ぶ子供達

夕方には、これまた、我が家の吉例にならって人生ゲームで遊びます。フリーターや派遣社員などは、お給料が不安定であることを身にしみて実感できます。今年最初の人生ゲームは下の子がトップになりました。

人生ゲームで遊ぶ子供達

人生ゲームの後、私が子供達のポケモン・カードゲームのお相手をしました。少し前まではカード30枚のハーフデッキ戦だったんですが、今ではなぜか、60枚のスタンダードデッキ戦となっています。ますます、私は子供達にはかなわなくなり負け続けてしまいました。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月1日 18時24分

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。



新しい2009年が明けて、少しでも世界経済が上向くことを願っています。
それでは、もう寝ます。おやすみなさい。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2009年1月1日 0時3分

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子供達がポケモン・カードゲームで遊ぶ

いよいよ年の瀬も押し詰まりました。あと3時間ほどで新年を迎えます。
エコノミストとしては、今年の経済はここ10年でほぼ最悪でした。といったような深刻な話とは何の関係もなく、下の写真はポケモン・カードゲームで遊ぶ我が家の子供達です。昨夜はおにいちゃんが勝ちましたが、今夜は下の子が勝ったみたいです。なぜか、我が家では勝った方が片付けるというルールになっています。どちらが片付けをしているかで勝負の行方が明らかになります。

ポケモン・カードゲームで遊ぶ子供達

何はともあれ、
よいお年をお迎え下さい!

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月31日 20時57分

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青山の家に帰って朝日新聞を読む

我が家では朝日新聞を購読しています。私が子供のころからそうでした。亡くなった私の父親は、テレビは NHK 、新聞は朝日新聞、書物は岩波書店が信頼できると考えるタイプの人間でした。何となく、私も理解できる気もしないでもありません。日経新聞や産経新聞は一般紙ではないという見方もあり得ましょうから少し別にして、いわゆる全国紙の3大紙の中で考えるとすると、毎日新聞はデフレの時の論調がエコノミストとしては読むに堪えませんでしたし、読売新聞はジャイアンツ中心のスポーツ記事が論外ですから、消去法でも朝日新聞が残るのかもしれません。ですから、青山の家に戻って、帰宅の日から2-3日さかのぼったりしながら朝日新聞を熱心に読んでいます。

最近の記事で目についたのは、東京・渋谷地区の再開発をめぐって三菱東京UFJ銀行が暴力団と関係が深かった関係者に地上げ資金を提供していたことで、これはネットで確認する限り、朝日新聞しか報じていないように私は見ています。昨日にアップした江上剛さんの『統治崩壊』を読むきっかけになった報道でもあります。記事にはほぼ毎回のように簡単な図解入りで報じていたりします。リンクは以下の通りです。



2005年の人口と年齢別投票者数

次に目についたのは、「若者顧みぬ政治に異議 - ルポにっぽん」と題したルポです。上のグラフもこのルポから引用しています。人口ピラミッドに投票数を重ね合わせたグラフで、私が従来から主張しているように、現在の政治が投票率の高い、カギカッコ付きの「大票田」である高齢者層に偏っていることをルポルタージュしたものです。非常に正しい方向からの取材だと思いますので、何点か、私が印象に残ったインタビュー内容を引用したいと思います。引用元の記事は、もちろん、上にリンクを張ったのと同じです。

  1. 政治は投票率が高い高齢者にばかり、目を向けている。昨年の参院選は年金が争点になったが、財源となる保険料を払えない若者の増加は顧みられなかった。

  2. これからは頼る親も退職し、食べることに事欠く人が増える。私たちに残された時間は短いのです。こんな政治は早く崩壊してほしい。その方が再建も早い。

  3. 高齢者の意見ばかり反映される政治ではいけない。ワカモノ民主主義を築かなければ

私は年齢層の差に基づく、カギカッコ付きの「世代間戦争」を回避するために、高齢者に対して利己主義に基づく行動の自制を求めつつ、若年層に対してより積極的な政治参加を促して、両方から政治的なバイアスを是正したいとの立場なものですから、このルポはやや「世代間戦争」の雰囲気を煽りかねないと危惧するものですが、議論を始める方向としては基本的に正しいと考えています。高齢者の利己主義は議論が難しいように感じるんですが、最近では、若年層の投票率からみた政治意識は高まりつつあるように私は感じています。すなわち、下のグラフは財団法人明るい選挙推進協議会のホームページから衆議院議員選挙年齢別投票率の推移のグラフを引用していて、前回の総選挙では、元が低かったせいもあるんでしょうが、20代30代の投票率が他の世代に比べて大きく上がっています。高齢者に偏った政治のバイアスを是正するために、私は、この若年層の投票率が上昇している傾向に大きな期待を寄せています。

衆議院議員選挙年齢別投票率の推移

朝日新聞の記事としては、最後に、私の専門分野で、来年1月29日に内閣府が開催する景気動向指数研究会において、2007年10月が景気循環のピークと認定される見込みとの報道を見かけました。これも、ネットで見る限り、朝日新聞と日経新聞の報道しか見かけません。朝日新聞は「景気後退、07年11月から 内閣府が認定へ」と題した記事で、日経新聞は「景気の『山』は07年10月、内閣府判定へ 回復期、最長の69カ月」と題した記事です。私はすでに今月に入ってからも、何度かこのブログで日本の景気循環のピークについて触れていて、12月3日付けのエントリーで米国の NBER が2007年12月をピークとして米国経済が景気後退局面に入ったと認定したことを取り上げた際には、日本の景気後退局面入りは米国よりも1-2か月早いと書きましたし、12月18日付けのエントリーでは状態空間モデルを使って分析したペーパーに基づいて、勝手に2007年11月をピークと認定しています。内閣府の景気動向指数研究会が2007年10月のピーク認定であれば、私の実感や研究成果にほぼピッタリとフィットします。

ついでながら、朝日新聞から離れるんですが、国際通貨基金 (IMF) が財政政策に関するポジションペーパーを発表しました。"Fiscal Policy for the Crisis" なるタイトルで、サイトから pdf ファイルのリポートもダウンロードできます。金融システムの回復 (repair) から始まって、需要喚起策など、IMF が考える財政政策のあり方を論じている "IMF Staff Position Note" です。日本の麻生総理大臣流の財政政策は、これとは少し違うと感じないでもありません。

週刊ダイヤモンド表紙最後に、やや強引に朝日新聞とメディアつながりということで、右の画像は週刊ダイヤモンドの今週号、すなわち、来年2009年第1号の表紙です。このブログの11月18日付けのエントリーで取り上げたように、香西泰・宮川努・日本経済研究センター [編] になる『日本経済グローバル競争力の再生 - ヒト・モノ・カネの歪みの実証分析』(日本経済新聞社) を、私は今年のベスト経済書として上げておいたんですが、週刊ダイヤモンドの特集その2の2008年の『ベスト経済書』の38位に入っています。私の簡単な評が237ページに2行ほどで手短かに紹介されています。本学経済学部だけでも60人を超える教員がいる中で、選者の経済学者・経営学者・エコノミストのたった213人に私も入れていただいており、誠に光栄なことだと受け止めています。また、8月に長崎へ赴任してから、長崎ローカルのメディアにはテレビ・新聞ともいくつか出ましたが、全国メディアは初めてかもしれません。来年はもっとメディアへの露出を増やしたい気がしないでもありません。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月30日 18時1分

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江上剛『統治崩壊』(光文社)を読む

江上剛『統治崩壊』(光文社)今日はまだまだ営業日のところも多いようですが、役所では12月28日が御用納めですし、大学に至ってはとっくに冬休みに入っています。と言うことで、私はのんびりと読書なんぞをしていて、江上剛さんの『統治崩壊』(光文社)を読みました。図書館で借りた光文社刊の単行本で読みましたが、文庫本でも出版されているようです。大日朝日銀行という架空の銀行の物語です。第一勧銀出身の著者らしく、銀行内部の描写は優れている気がします。小説の舞台となっている銀行は大日銀行と朝日銀行の合併でできたとの設定で、合併銀行にありがちな派閥抗争を中心に、不正融資に対する危機管理を描き切った作品です。副題が "Governance Crush" となっていて、通常、「崩壊」に充てられる "Crash" ではないのは、何かに押し潰されたというニュアンスなのかもしれません。書下ろしではないので、全6章がある程度、章ごとに完結している印象があり読みやすかったような気がします。ガバナンスですから、エコノミストとしては株主と取締役の関係を想像しがちなんですが、株主はとっても意外な形で最後の最後に出て来ます。相変わらず、主人公はスーパーマンです。私が以前から関心を持っているトップ・マネジメントとミドル・マネジメントの関係やあり方などについても、それなりに参考になる部分がありました。
派閥抗争については、合併後の銀行は言うに及ばず、『課長・島耕作』シリーズでもたびたび出て来て、私のような派閥にも入れてもらえないような下っ端にはうかがい知ることもできませんが、企業の力学では必須のアイテムなのかもしれません。昨夜まで3晩にわたって放送されていた、今年の大河ドラマ「篤姫」でも、篤姫が嫁いだ第13代将軍徳川家定公の跡目争いで、紀州派と一橋派の派閥争いがあったりして、それなりの大きな組織では常に起こり得ることなのかもしれないと思ったりしています。それから、ガバナンスについては、いわゆるプリンシパルとエージェントの関係に還元して考えるのが本来ですが、その関係は単純ではありません。すなわち、第一義的にはプリンシパルたる株主とエージェントたる取締役の構図なんでしょうが、実はこの先があって、取締役と従業員の関係では、ひょっとしたら、取締役がプリンシパルになって、従業員がエージェントになるような重層的な関係も成り立つのかもしれません。と言うのは、民間企業ではなく、国家レベルの政府について考えてみると、第一義的なプリンシパルは主権の存する国民であって、その国民の直接投票で選ばれる国会議員がエージェントなんでしょうが、政府の中では、国会議員から選出されることの多い大臣がプリンシパルになって、我々公務員がエージェントとなる関係が重要になる気もするからです。官僚主導から官邸や政治家主導への流れはこのラインに沿ったものと言うことも出来ます。

いずれにせよ、すべての人にオススメ出来るわけではありませんが、スラスラと読める面白い本でした。久し振りに、ネタバレなしの読書感想文でした。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月29日 17時19分

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東京に戻って青山通り周辺を歩く

東京に帰って来て、青山の我が家の周辺を歩き回ります。まず、区立図書館に行って、冬休みの時間潰しに読む本を何冊か借ります。しかし、子供達からリクエストのあった新刊本はないので、これだけは、いつもの丸の内オアゾにある丸善に行って買い求めます。帰り道で少し早めに地下鉄を降りて、青山通り周辺を歩きました。
8月に長崎に赴任してから、そんなに時間がたったわけではないんですが、細かなところで変化も見受けられます。まず、南青山3丁目の交差点にあったハーゲンダッツが閉店していました。9月下旬に閉店したらしい張り紙があり、お近くの店は赤坂見附店だと案内してありました。私の記憶が正しければ、日本での1号店ではなかったかと思います。我が家もちょくちょく利用していました。それから、紀ノ国屋インターナショナルが創業の地に戻って再オープンしていました。しばらく、青山通りの南側の店舗で営業していたんですが、骨董通りとの交差点近くの北側に戻ったようです。11月5日から営業とありました。コチラはあまり買い物した覚えはありません。
細かな点では、AVEX ビルにあった旧住友銀行の支店が少し渋谷よりに移転していました。何という名称の支店名かは知りませんが、もちろん、現在では三井住友銀行になっています。ここの青山通り沿いの支店には知り合いが勤務していたことがあります。もとが関西系の銀行ですから、関西系の人間がいても不思議ではありません。それから、青山通り沿いではないんですが、表参道の交差点から根津美術館に向かう幸通り沿いのごく狭い範囲のランドマークになっているプラダのビルの脇の方で工事が始まっていました。今日は日曜日なので工事はお休みだったみたいです。かなり地下を掘っている様子でした。

冬休みに入って東京に戻って来て、本を読んだり出歩いたりします。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月28日 17時33分

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中年のオジサンの航空会社選びのポイントとは?

本格的な冬休みに入り、当然ながら、私は自宅のある東京と大学のある長崎の間を往復するわけですが、東京に戻るに当たっては飛行機で帰宅します。私はそんなに鉄道ファンではないので、長時間かけて鉄道で東京まで帰る気はしません。飛行機は常に全日空 (ANA) を利用しています。別に深い考えはないんですが、私が航空会社として ANA を選ぶポイントはポケモンジェットです。ポケモンジャンボとか、ピカチュウジェットとか、ポケモンとピカチュウ、そして、ジェットとジャンボの 2x2 の4通りの呼ばれ方があります。wikipedia ではポケモンジェットの項目が見えます。下の画像を引用した元ページです。私も我が家の子供達もポケモンは大好きです。スタジオ・ジブリの作品とともに、日本を代表するアニメ文化だと考えています。ですから、可能な範囲で、ブログやメールアドレスも pokemon を取るようにしています。もっとも、大学のメールアドレスは氏名に即した文字列でなければならず、pokemon での申請は却下されましたが、大学のホームページ・アドレスは pokemon にしました。

ポケモンジェット

ポケモンジェットは東京・大阪から札幌や福岡・那覇の便に多いと言われていますので、東京・長崎便に就航しているかどうかは全く知りませんが、ANA に乗り続けていれば、少なくとも、羽田か長崎かどちらかの空港でポケモンジェットを間近に見る機会は確率的に増えます。と言うことで、早速、今度、東京に帰って来た際に、羽田空港で私の搭乗機の隣に見かけました。飛行機の機種は全く自信がありませんが、実に、まったく上の写真と絵柄は同じでした。すなわち、wikipedia のポケモンジェットのページにアップされている画像と同じ絵柄でしたから感激してしまいました。私から見えたのは上の方の進行方向に向かって左側です。アチコチに各種のモンスター・ボールがあしらわれている中で、尾翼に大きなピカチュウがいて、このピカチュウに始まって、後ろから前への順で、ラティオス・ラティアスにジラーチ、ゴンベ、アチャモからアタック・フォルムのデオキシスと続いて、その前の3匹は乗降のためのローディングアームで隠れていたんですが、大きな赤と青の耳でおうえんポケモンのプラスルとマイナンはすぐに分かりました。私の好きなポケモンが続きます。しかし、一番前にチラリと見えていた緑色のは分かりませんでしたから、手近の CA さんに聞きましたが知りませんでした。ポケモンジェットを見たいがために乗っている私のような乗客もいるんですから、もう少し勉強しておいて欲しい気もします。帰宅した後、ネットで調べてセレビィだと知りました。下の方の写真の逆側は見えなかったんですが、ニャースやキモリなどのおなじみのポケモンが並んでいるようです。尾翼のピカチュウは左右どちら側でも同じみたいです。

長崎便には就航していないような気もしますが、そのうちに、見るだけでなく、ポケモンジェットに乗ってみたい気がします。乗ったからといって、「それがどうした」という気もしますが、私の効用関数のポケモンに対する偏微係数は普通の人よりも大きなプラスなんだという気がします。「お出かけの日記」に分類しておきます。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月27日 17時18分

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本日発表の労働統計、生産統計、物価統計

少なくともブログについては、ほぼ完全に冬休みモードに私は突入していたんですが、今日は役所の御用納めで、年内最後の営業日かつ閣議日でしたので、いくつか重要な経済指標が発表されましたから、簡単に取りまとめておきたいと思います。失業率や有効求人倍率などの労働統計、鉱工業生産、消費者物価です。半年くらい前の原油価格がバレル当たり140ドルを超えていた時期くらいまでは、注目度合いが今とはまったく逆で、消費者物価の注目度が最も高かったんですが、現在では雇用情勢が最大の関心事になっているような気がします。NHK の朝の連続テレビ小説「だんだん」を見た後の8時半のニュースはたった5分間なんですが、失業率と有効求人倍率の統計はしっかり流れていました。まず、いつもの通り、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。

労働統計
厚労省が26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は0.76倍と、前月を0.04ポイント下回った。前月を下回るのは10カ月連続で、2004年2月以来の低水準となる。有効求人倍率は公共職業安定所(ハローワーク)で職を探している人1人あたりに何件の求人があるかを示す指標。1倍割れの道府県が41まで拡大した。
また総務省が同日発表した11月の完全失業率(同)は前月比0.2ポイント上昇の3.9%で3カ月ぶりの悪化となった。男女別では男性が0.2ポイント悪化の4.1%、女性が0.3ポイント悪化の3.8%。完全失業者数は前年同月より10万人増の256万人。企業のリストラは正社員にも広がっており、失業率は一段と上昇する可能性が高い。厚労省は雇用情勢について「厳しい状況。今後も悪化が予想される」(職業安定局)としている。
鉱工業生産
経済産業省が26日発表した11月の鉱工業生産指数(速報値、2005年=100)は94.0となり、前月に比べて8.1%低下した。2カ月連続の低下で、マイナス幅は統計上さかのぼれる1953年2月以降で最大。12月以降も生産の減少が続く見通し。世界経済の急速な減速を受け、企業が戦後かつてないスピードで生産調整に向かっている。
11月の鉱工業生産の前月比低下幅は事前の市場予測(6.6%)を上回った。これまでの最大の低下幅は2001年1月の4.3%で、これを大きく超えた。
消費者物価
総務省が26日発表した11月の全国消費者物価指数(CPI、2005年=100)は変動の激しい生鮮食品を除くベースで101.6と、前年同月比1.0%上昇した。ガソリン価格が1年2カ月ぶりに前年を下回ったため、伸び率は10月の1.9%上昇から急低下。前月比も0.8%の低下と約4年ぶりの下げ幅となり、物価の伸びは急速に鈍ってきている。
前年同月比の上昇率が前月を下回ったのは3カ月連続。消費税の導入や税率引き上げの時期を除くと、0.9ポイントの低下は第二次オイルショック後の物価上昇が落ち着く段階にあった1981年4月以来の大きさとなった。

まず、労働統計のグラフは以下の通りです。上のパネルが失業率と有効求人倍率、下が新規求人数です。目盛りや単位は凡例にある通りですが、シャドー部は景気後退期を表しています。直近は私自身の研究成果に基づく判定に従って、2007年11月をピークと仮置きしています。詳細は12月18日付けのエントリーにあります。なお、内閣府が公表している景気動向指数の「個別系列の概要」によれば、新規求人数が先行系列に、有効求人倍率が一致系列に、完全失業率が逆サイクルの遅行系列に、それぞれ採用されています。ついでながら、鉱工業生産指数も一致系列に採用されています。

労働統計の推移

失業率が0.2%ポイント、有効求人倍率が0.04ポイント悪化し、新規求人数の減少傾向はもう2年近くも止まりません。完全失業者数が大幅に増えて、よく言われるように、「巷に失業者があふれる」ような状況には、少なくとも現時点ではなっていませんが、同じく今日発表された厚生労働省の「非正規労働者の雇止め等の状況について (12月報告)」によれば、非正規労働者の中途解除や期間満了などによる雇用調整のうち、本年10月から来年3月までに実施済み又は実施予定として、全国の労働局及び公共職業安定所で12月19日時点で把握できたものは、全国で1,415件、約85千人に上っています。先行指標である新規雇用者数も減少が続いていますし、雇用情勢は厳しさを増しつつあるとしか言いようがありません。

鉱工業生産指数の推移

次に、上のグラフは鉱工業生産指数です。世間一般では労働情勢に注目が集まりがちですが、当然ながら、企業が非正規労働者に対する雇用調整を行っている背景には生産の減少があるわけで、11月の生産は季節調整済の前月比で▲8.1%の低下となりました。直接の原因としては、今週12月22日付けのこのブログのエントリーで取り上げた輸出の大幅減の影響であろうと私は考えています。なお、グラフには取り上げませんでしたが、在庫は大幅に積み上がり調整圧力が強まっています。鉱工業生産は市場の事前コンセンサスでは前月比で▲7%程度の低下と見通されていたんですが、▲8%を超え、さらに、製造工業予測指数は12月の▲8%に続いて、来年1月も▲2.1%の低下と大幅な減産予想となっています。この年末年始に工場の休止期間を長めに取る企業も多いと報じられており、この10-12月期に続いて来年1-3月期まで前期比で2桁減産の可能性が十分あると私は感じています。鉱工業はGDPの2割程度しか占めないとよく言われますが、それでも、その2割が2桁減産すると成長率に引き直して▲2%の下押し圧力となります。来年早々に発動されるであろう財政政策の効果などにもよりますが、今年の4-6月期と7-9月期に続いて、現在の10-12月期はもちろん、さらに来年1-3月期まで4四半期連続でGDPがマイナス成長となる可能性が示唆されていると私は受け止めています。やっぱり、今回の景気後退局面は長くて、しかも、かなり深いと考えるべきです。

消費者物価指数の推移

雇用や生産と違って、物価はここ半年で上昇率も注目度も大きく下げましたが、別の観点から私は注目すべきだと考えています。今年の年央には原油価格がバレル140ドルを超えて、食料などの他の商品とともに物価を押し上げていましたが、今や、原油はピーク時の3割程度の水準での取引となっており、11月時点ではコア CPI の前年同月比に対するエネルギーの寄与度はほぼゼロまで低下しました。現時点では、まだ高水準の寄与度を続けている食料価格の動向次第という面もありますが、来年年央には消費者物価がマイナスをつけて、再びデフレに陥る確度も高くなっており、日銀がどのように対応するかが焦点だと、私は今年年央までとは逆の方向で注目しています。日銀の対応が後手に回ってデフレが長引くようだと、現在の景気後退局面がさらに深くて長くなるような気がします。

このブログのエントリーとしては、おそらく、今年最後の経済評論の日記になりそうな気もしますが、誠に寒々とした今日のお天気のような経済指標だった気がします。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月26日 20時14分

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村上春樹『うずまき猫のみつけかた』(新潮社)の新装版を読む

ここ2日くらい、この1年を振り返っていましたが、今日は図書館で借りた村上春樹さんの『うずまき猫のみつけかた』を読み終えましたので、大きく趣向を変えて読書感想文の日記です。一応、細かいことですが、今年新潮社から出版された新装版です。と言うのは、新潮文庫からも出ていて、内容は同じで買えばソチラの方が安いような気がするものの、新装版を見たかったので図書館に行って借りた次第です。

村上春樹『うずまき猫のみつけかた』(新潮社)

この本は、1990年代半ばに村上さんがボストン近くのケンブリッジに住んで米国のタフツ大学に在籍していた時のエッセイです。春にはボストン・マラソンを走り、年末には愛車を盗まれ、公園でリスを観察し、旅行先のジャマイカで泳ぎ、通販で楽しい「猫の腕時計」を買ったりと、大好評の絵日記風米国東部海岸滞在記です。でも、絵は安西水丸画伯のようです。別のソースでは長編小説『ねじまき鳥クロニクル』を書いていた時期だと解説されています。実は、私は村上ファンなので小説や翻訳はいくつか読んでいるんですが、エッセイは初めてでした。自分でも意外な気がします。ひょっとしたら、以前に読んでいて忘れているだけかもしれません。ものすごく確かな自信があるわけではありません。ちなみに、『ねじまき鳥クロニクル』は全部読んでいます。図書館に行って、いろいろと村上朝日堂シリーズなどのエッセイが置いてある中で、これを選んだのは米国の大学滞在中のユルいエッセイだったからです。でも、キャンパスライフはほとんど触れられていません。よく考えたら、毎日書いている私のブログでもキャンパスライフはほとんど出て来ませんから、そんなもんだと言う気がします。
このエッセイで有名なのは「小確幸」という新語ではないでしょうか。「小さくても確かな幸せ」という意味で、そのものズバリなんですが、不況の現在では身にしみるような気もします。ホームシックでもないんでしょうが、国内に比べてやや不安定に感じがちな外国生活を続けていると、こういった境地に達する可能性はあります。1990年代半ばはバブル崩壊後の時期だったことも関連するのかもしれません。この「小確幸」も含めて、タイトルのネコ関係も含めて、かなりユルいエッセイですから、冬休みあたりにノンビリ読むのにはうってつけです。ただし、もう12-3年前に出版されたエッセイの新装版ですから、米国最新情報を求めて読む向きには不適であることは言うまでもありません。

平成21年スギ花粉前線予測 (速報)

最後に急に話題を変えて、12月22日に環境省から「平成21年春の花粉総飛散量の予測(速報)について」が発表されました。スギ花粉前線の予測は上の地図の通りです。長崎や東京は2月10日から20日の間、例年通り、来年も建国記念日から始まってゴールデンウィークあたりで終息するようです。来年のスギ・ヒノキなどの花粉総飛散量は今年と比較して、関東・東北地方では同じかやや少なく、東海及び北陸から九州地方は多くなると予測されているようです。花粉症の人には気になるところかもしれません。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月25日 19時42分

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クリスマスイブのごちそう

私は仏教徒なので、すっかり忘れていましたが、今日はクリスマスイブです。いつもの通り、ごちそうはケンタッキー・フライドチキンのパーティー・バレルです。今年は鶏の丸焼きを頼んだようです。子供達の目が釘付けです。下の子はとても満足そうに見えます。何よりも写真の中で異様に目立っています。また、パーティー・バレルは今まで赤か緑の色が多かったように記憶していますが、今年は少し雰囲気が違います。

クリスマスイブのごちそう

何はともあれ、
Merry Christmas!

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月24日 21時16分

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"Economist" の風刺マンガで1年を振り返る

昨日は漢字能力検定協会の「今年の漢字」から1年を振り返りましたが、今日は、"Economist" の風刺マンガから、今年を振り返りたいと思います。まず、そのものズバリで "The world this year" と題した記事があります。最初のキーワードは "global financial crisis" だったりします。もちろん、オバマ時期米国大統領や話題になった北京オリンピックの聖火リレーの記事や写真なんかもあります。また、11月には "The World in 2009" というタイトルの特集版も出版されています。なお、今夜、引用した風刺マンガには引用元の記事へリンクを張ってあり、クリックすれば別画面で引用元の記事が開くように設定してあるつもりです。

The bucks stop here

まず、上の画像を引用した記事のタイトルは "The bucks stop here" です。まあ、今年の米国経済はこんなカンジですかね。さらに、経済的にも軍事的にも世界で唯一の超大国となった米国ですから、米国だけに止まらず、世界各国が同じような経済状況なんだと思います。このマンガは地域的に米国に着目しているんですが、同じように、産業的に金融業界に着目して、金融機関がドミノ倒しになっているマンガも、やっぱり、"Economist" の "The World in 2009" の中の "No end of trouble" という記事に掲載されています。

Fare well, frtee trade

歴史の教訓として、1929年12月の米国株価の大暴落に端を発する大恐慌では、世界がブロック経済化した挙句に近隣窮乏化政策に走って自由貿易の利益が失われ、最終的には戦争に行き着きました。経済政策のあり方が戦争につながる原因の一端を担ってしまったと私は考えています。ですから、金融政策や為替政策を近隣窮乏化政策のように運営することは経済政策として避けるべきであると12月17日と19日のエントリーで立て続けに取り上げましたし、自由貿易に対して保護主義を求める方向に傾くきらいのある政治的な方面からの意見にエコノミストが適切に対応することが重要だと考えています。今週号の "Economist" も私と同意見のようで、"Fare well, free trade" と題する記事では上のマンガが掲載されています。WTO 交渉にひとまとめにされ、金融動向に比較して、その他の話題として等閑視されがちですが、実は、貿易政策はこの時期にもっとも重要な政策課題の一つと私は考えています。なお、12月22日付けの「溜池通信 vol.407」にもこの記事が取り上げられていて、日本語の抄訳が読めます。

What we will remember from 2008

最後に、"Economist" から離れて、同じ英国のメディアということで、昨日付けの "Financial Times" の解説記事のマンガは上の通りです。タイトルは "What we will remember from 2008" で5点のマンガが組み込まれていますから、今年の5大ニュースの代わりなのかもしれません。単純に、左からリーマン・ブラザーズ証券、オバマ時期米国大統領、140ドルの石油価格、北京オリンピックとロシアのグルジア介入です。ロシアがグルジアに軍事介入した最後のニュースは経済に何の関係もないと考えられがちですが、実はそうではありません。天然ガスだか原油だかのパイプラインが注目されがちな一方、知る人ぞ知るで、グルジアは通貨をドルペッグしており、金融政策的には米国に追随する部分が少なくないことを知るエコノミストもいます。でも、私はグルジアの通貨の呼称を知らなかったりします。見落としている可能性は否定しませんが、少なくとも日本のメディアはこの国際金融の観点からの記事を私は見かけませんでした。自由貿易に基づく交易の利益の喪失から戦争に進む道は言うまでもありませんが、国際的に複雑に絡み合った経済や金融は政治や外交とは無関係ではあり得ません

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月24日 19時48分

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天皇誕生日に下の子がボーイスカウトの奉仕活動に行く

言うまでもありませんが、今日は天皇誕生日です。どうでもいいことですが、在外公館では天皇誕生日の周辺に祝賀レセプションを開催する習わしになっています。一応、大使館では大使が天皇のご名代、次席の公使などが総理大臣の名代、私なんかの書記官が各大臣の名代という位置づけになっていたりするそうです。ですから、天皇誕生日に祝賀レセプションを行うのが毎年の恒例となっています。そのあたりは、もともとが外交官ではない私のような出向者には理解しかねる部分もありました。それはともかく、私がチリに赴任したのは割合と平成が始まったばかりでしたので、試行錯誤の最中だったような気がします。と言うのは、昭和のころは天皇誕生日は4月29日だったんですが、現在は12月23日であり、チリはキリスト教国ですから天皇誕生日の当日に祝賀レセプションを開くのは、クリスマスに近過ぎて人の集まりが悪くなるからです。いろいろと試してみた結果だと思うんですが、私が大使館勤務だったころは、12月上旬に開催していたような記憶があります。南半球のチリでは、真っ盛りではないものの、すでに夏が始まっている季節でもあります。ホワイト・クリスマスはあり得ません。

天皇誕生日の奉仕活動

チリの天皇誕生日祝賀レセプションを離れて、今日は下の子がボーイスカウトの奉仕活動で皇居に行き、一般参賀の参列者に日の丸の小旗を配ります。上の写真の通りです。テレビのニュースなどで見かける日の丸の小旗は、ウチの子なんかが配っているんです。でも、皇居で日の丸の旗を打ち振って「天皇陛下万歳」を叫ぶのは、控えめに言っても、私は気乗りしません。

作者:吉岡家一同おとうさん

更新日:2008年12月23日 20時44分

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